起業について

起業の前に知っておきたいクラウドファンディング①

起業の際の資金調達の方法として、最近ではクラウドファンディングの名前をよく聞くようになりました。私自身も漠然と認識しているところもありましたので、少しクラウドファンディングの現状を調べてみました。起業にあたり資金調達の手段はたくさん知っているに越したことはありません。よろしければ参考にしてみてください。

クラウドファンディングとは

クラウドファンディングとは、群衆(クラウド)と資金調達(ファンディング)を組み合わせた造語で、インターネット上で公開した資金の募集に不特定多数の支援者から寄付金や支援金を受ける仕組みです。
支援者にはプロジェクト実施後に、支援した金額に応じて設定されたリターンが実行者から提供されます。

クラウドファンディングの歴史と現在の市場規模

クラウドファンディングのような仕組みには古い歴史があるようですが、現在のようなクラウドファンディングサイトができたのは2000年代のアメリカのようです。日本での始まりは2011年で、先駆者として「READYFOR」「CAMPFIRE」がリリースされました。
それ以来、市場は成長し、プロジェクトでつくられた製品を購入する購入型の市場規模は2019年には169億円になっています。また形式も多様化し、前述の購入型の他、寄付型、融資型、株式型、投資型など、いろいろな形式のものが登場しています。日本の現状では融資型の金額が1,152億円と最も多く、 全体の86.8%を占めています。

クラウドファンディング購入型の動向整理 2020年9月30日 三菱UFJリサーチ&コンサルティング より引用

私自身がよく目にしていたのは購入型と寄付型だったため、起業する際の商品企画、サービス企画に対するリターンをイメージしていましたが、融資型がこれだけ大きな割合を占めているのは今回初めて知りました。融資型であれば起業時の融資を受ける先が銀行や公庫からファンド業者を通じた出資者に代わるという解釈ですね。

購入型(寄付型含む)のクラウドファンディングサイト

いろいろなタイプがあるクラウドファンディングですが、その中でもだれでも見る事の出来る購入型のクラウドファンディングサイトについて調べてみました。
全体的な傾向としては、起案者がサイトの担当者に相談しながらプロジェクトを作成し、審査を通過したうえで実施される流れのようです。
起案自体は無料ですることができ、成功すれば支援者にリターンとして商品やサービスを提供し、クラウドファンディングサイトには手数料を支払います。もし目標金額を達成できなければ支援者に全額を返金するというのが主な実施の流れです(サイトによっては違うタイプのものもあります。)なお、サイトに払う手数料(決済手数料含む)は10%~20%までタイプによって様々です
今回調べる中で色々なサイトを見つけましたので、その中のいくつかを掲載します。
ひとくくりに購入型と言ってもそれぞれに特徴がありますので少しずつ紹介文も加えて紹介します。

サービス名 特徴
READYFOR 日本で最初にできたサイト。社会性が強いプロジェクトが多い事が特徴。シンプルプランは手数料も比較的に安価。
CAMP FIRE 日本で最大と言われているサイト。有名人の発信もあり、話題性が高く、比較的に若い年代層の利用者が多い。
Motion Gallery クリエイターやアーティストの支援から始まったサイト。目標金額に届かなくても支援する形式もあり。
kibidango 既に事業をしているプロに向けての支援を目的として作られたサイト。プロジェクトの成功率は80%を越えている。
GREEN FUNDING CCC(TSUTAYA)グループによるサイト。資金調達にとどまらず、マーケティング支援も行われています。
FAAVO ユーザーは応援県を設定し、その応援県のプロジェクトを盛り上げていくという形式が大きな特徴です。
Makuake サイバーエージェントグループが運営するサイト。同社が運営するアメーバとの連携は大きな告知力となっています。

クラウドファンディングには様々な種類があり、サイトによっても特徴がありますのでご自身が起業を目指す事業にあったサイトを探し、資金調達の一つの方法として検討してみてください。

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