脱サラから起業される方は、未知への世界にふみだす不安を感じている方もいると思います。
逆に全く不安を感じていない方がいるのなら、自分の経験から「少しは警戒した方が良いよ?」と伝えたいのが本心です。
どちらにせよ起業にはリスクがつきものですが、事前の心構えや準備で成功に近づけることもできます。
自分の経験をもとに考えた、私が思う成功するための心構えをご紹介します。
脱サラ前にしっかりと準備と計画をする
脱サラから起業される場合は、サラリーマンのメリットを最大限に生かす方法を 考えましょう。
起業までの境遇は様々だと思いますが、何よりもサラリーマンの最大のメリットは、安定した収入がある事でしょう。
まず、起業までに自己資金をできるだけ貯める事はしておいた方が良いでしょう。
休日がきちんと取れる方であれば、その間に起業する仕事についてのリサーチと、事業計画をしっかりと立てた方が良いでしょう。
もし、休日に起業する事業のテストとして、週末起業やプチ起業ができるなら、チャレンジしてみる事をおすすめします。
これはあくまで個人的な感覚ですが、1年程度週末起業で事業をやってみる事で、年間の流れはつかめるでしょうし、お金の出入りも見えてきます。
その経験をすることで、ずいぶん経営していく感性は、できてくると思います。
事業が不安定なのは当たり前と知ろう
サラリーマンで安定した収入に慣れている方であれば、仕事があったりなかったりする不安定な状況には慣れないかもしれませんが、事業というのは不安定なものですので、それに慣れるしかありません。
その様な状態に一喜一憂をしていては、メンタルが持ちませんので、早めに不安定なことを受け入れましょう。
その状態の中でどうすれば良いかを計画する方が賢明です。
その浮き沈みの高低差を どうすれば穏やかにすることができるかを 自分自身で考えて、つくっていく事が仕事です。
事業計画通りは行かないものと思っておこう
起業前のお仕事で、計画を立て遂行することに慣れていれば、計画通りいかない事、それを計画に近づける試行錯誤も経験していると思います。
もしそうでない場合は、計画通りいかない事にも、慣れる必要があります。
脱サラ前に、しっかりとした事業計画を立てたところで、事業計画通りいかないのは普通のことです。
うまくいかなかった結果をもとに、再度計画を立て直して実施する。
そのことを心において、常に計画の修正を繰り返しながら、事業を進めることを考えましょう。
失敗することに慣れましょう
私自身の事を例に出しますと、私自身は失敗することを恐れて、中々前に進まないタイプの人間でした。
今もなお、その性格は引きずっていますが、事業をしてくる中で、ずいぶん失敗することに慣れました。
失敗を経験して、その事を修正する事の繰り返しで、事業は進んでいくものです。
失敗を恐れて手が出せない方が問題です。
しっかり計画をしても失敗はしますので、そういうものだと割り切って進める事も、旨く事業を進めるコツだと思います。
成功するまでやれば成功です
起業して軌道に乗るまでには、時間がかかるものと考えて、試行錯誤を積み重ねて、事業はでき上っていくものと私自身は思っています。
結局のところ、まずは軌道に乗せるまでやり続けれられれば、第一弾は成功でしょう。
その後は、またいろんな問題が出てくると思いますが、いろんな試練がある事は、ゲームだって同じことでしょう。
現れる敵を攻略する方法を考え、試行錯誤しながら戦ってクリアする。
そのこと楽しめばよいのではないでしょうか。
事業は大変な事もありますが、自分で作っていく楽しさがあります。
そこを楽しみながらやっていけば、いろいろ起こる試練も乗り越えやすいのではないかと思います。