プラグインとは、WordPress(ワードプレス)の機能を拡張するためのツールです。
WordPressの基本機能はシンプルにできていて、プラグインを導入することでユーザーそれぞれのニーズに合わせて拡張できるようにつくられています。
プラグインは1000種類を超えるほど開発されていて、利用者の方が紹介されているものも様々で、いったいどれを入れたらよいか最初はわからないと思います。
ここでは私自身が使用しているプラグインを中心に初心者の方が最初に導入すると良いと思うもの、導入する場合に気を付けた方が良い事などをご紹介します。
プラグイン導入時に気を付ける事
WordPress(ワードプレス)はプラグインを入れる事で多機能になりますが、それぞれのプラグインの相性が悪かったり、多機能なプラグインなどは機能が重複することがあります。
プラグインの入れすぎはセキュリティ―が落ちる原因にもなりえますし、動作が重くなったりもしますので本当に必要なものだけを探して入れることをおすすめします。
また、導入画面の情報で導入件数の少ないもの、最終更新日が古いものなどは不具合が出る可能性が高くなりますので、避けた方が良いとおもいます。
必ず必要だと思うWordPressプラグイン
Akismet Anti-Spam
スパムコメントを自動で専用のフォルダーに振り分けてくれるプラグイン。
最初の設定は面倒ですが、設定した後は迷惑なコメントを内容を読んで削除するという作業をしなくてよくなります。
訪問者が増えればスパムコメントも増えてきますので、コメント欄をオープンにされている方は使用された方が良いと思います。
このプラグインは私が知る限りではインストールした時から既に入っているプラグインです。
SiteGuard WP Plugin
WordPressの管理画面やログイン画面は、悪意ある第三者から攻撃を受けてしまうことがあります。
特に初期設定のまま運用している場合は特に危険です。
このプラグインは不正ログインにるサイトの改ざんや個人情報の不正取得などからサイトを守るプラグインです。
EWWW Image Optimizer
WordPressにアップロードする画像のサイズを自動的に圧縮するプラグイン。
ブログに画像を多用することはユーザーにとっての見やすさにつながり良い事ですが、著作権フリーの画像にしろ、自分で撮影した写真にしろ、サイズが大きい事が一般的ですのでアップロードする画像の圧縮は常に必要になります。
このプラグインはアップロード時に自動的に画像の圧縮を行ってくれるので画像を一つ一つ圧縮する手間が減ります。
Google XML Sitemaps
GoogleへのXMLサイトマップを自動で作成して送信するプラグイン。
つまり記事の更新通知を自動的にGoogleの検索エンジンしてくれるプラグインです。
WP Multibyte Patch
日本語表示のバグを無くすためのプラグイン。
こちらもWordPressインストール時にデ既に入っているプラグインです。
利用環境によりおすすめできるWordPressプラグイン
All in One SEO Pack
これひとつだけで WordPress のSEO の設定とソーシャルメディアへの連携、Googleアナリティクスコードの設置・Googleサーチコンソールコードの設置などができる多機能なプラグインです。
以前より利用率が非常に高いプラグインでしたが、現在はそれらの機能を持ったテーマがあったり、このプラグインをインストールを推奨していないテーマもあるので、事前に追加して問題ないかを確認したうえでインストールしましよう。
補足:現在私が使用しているテーマも一部プラグインと同様の機能を持っていて重複するため、私も現在は使用していません。
AddQuicktag
よく使うタグを登録しておけば、そのショートコードやタグを使う時に簡単にボタン一つで文章中に挿入する事ができるプラグイン。
最初の設定だけ面倒ですが、その後は登録したタグを呼び出すだけで同じ装飾になるため非常に効率よく記事が書くことができます。
ただ、タグやHTMLの知識が浅い方には使いづらいと思いますので、その場合は次のTinyMCE Advancedの方が便利だと思います。
TinyMCE Advanced
記事を投稿する時のエディター(編集ソフト)を強化することができるプラグイン。
WordPressの基本のエディターで文字装飾や表作成をするためにはHTML の知識が必要になりますが、このプラグインを導入すると、ワンボタンでそれらが行えるようになり、HTMLなどの専門知識がない人でも、記事を作りやすくなります。
Broken Link Checker
サイト内のリンク切れがあるかどうかをチェックしてくれるプラグインです。
リンク切れは訪問者にとって不利益なうえSEOの面からとらえても好ましくありません。
しかし、1つ1つリンクが切れていないかを確認するのは大変です。
Broken Link Checkerを使用することで、自動でチェックしてくれます。
PS Auto Sitemap
サイトの構成を一目で確認できるページ(サイトマップ)を自動で作ってくれるプラグイン。
サイトマップがあるとユーザーは興味のあるページにすぐにアクセスできるため、サイトを快適に利用することができます。
このプラグインは記事を公開する度にマップを自動的に更新するため手間がかからず、手動で起こるような間違いも起きません。
Contact Form 7
お問い合わせページを作成することができるプラグイン。
このプラグインは簡単にお問い合わせページを作成することができます。
問い合わせに対しての自動返信設定をすることも可能です。
私がおすすめするプラグインを挙げてみました。これらを一つの参考として、自分の目的に合ったものを見つけてみてください。