起業について

デジタルコンテンツ販売での起業を考える

最近は個人の方が自分の経験やノウハウを商品化して販売するという流れがでてきているようです。
個人で起業されている方の中でもコンテンツ販売をされている方を最近はよく見かけます。
扱われている商材の中には自分の空き時間を利用して作成できるものもあり、一つの商材になりますので、今回はコンテンツ販売をとりあげます。

コンテンツ販売が一般化してきたってお話

私自身は以前よりパソコンが好きでインターネットの世界も好きでした。そんな私はデジタルコンテンツをダウンロードするということはずいぶん前からやっていましたが、最近はそれがとても身近になってきたという印象を持っています。
本を出版することなど、以前であればよほどのことが無い限りありませんでした。自費出版であってもまとまったお金が必要でしたが、今では電子書籍を無料で作成できてAmazonサイトで販売する事ができます。またほかにもnoteというメディアプットフォームの利用者もここ数年で大きく伸びてきており、個人間の売買が以前よりも盛んになっていると感じています。そして、ブロガーの皆さんやネットショップをされている皆さんは事業の中の一つとして展開されていることも増えているように感じています。

コンテンツ販売の商材とは

最近ネット上で「コンテンツ販売」と呼ばれている商材は、自分が持つ知識や経験をブログやPDF、動画などにしてウェブ上で販売することです。売る方法には主に二つあり、コンテンツ販売サービスにコンテンツを登録する方法と、自分のサイトで販売する方法があります。
テーマはお仕事のノウハウや、日常生活での知恵、趣味の知識など様々です。自分の持っている知識で初心者の方へできるアドバイスが身近な内容ではないかと思います。
これらの他にも、販売商材の範囲を広げれば、自作のフォントや画像、撮影した写真を販売しているサイトもあります。

コンテンツの販売価格は?

コンテンツ販売サービスで最近よく目にするのはnoteの有料コンテンツです。
noteでは価格は100円以上で、プレミアム会員は5万円までの値段がつけられるようになっています。

コンテンツの販売方法について

コンテンツ販売サービス

このサービスを運営している企業は、調べてみたところ日本国内には数社ありました。
他にもあるかもしれませんが、私が今回調べて見つけられたものを掲載します。

サイト名 手数料
note 14.5% 23.5%
Brain 12%
Amazon KDP 30% 65%
インフォトップ 5.8~11%
ココナラ 25%

自己サイトでの販売

自分の店舗で売る方法もあります。最近では大手のネットショップ作成サイトではコンテンツ販売ができるものもあります。下記のサービスを利用することで手軽にコンテンツ販売ができます。

サイト名 手数料
STORES 月額費0円/カード決済5%
BASE 月額費0円カード決済3.6%+40円 サービス利用料3%
カラーミーショップ 月額費900~7800円/カード決済

私が思う、コンテンツ販売のリスク

最近では自分の周りでも一般の方がコンテンツの販売をしている商材に触れる事が増えてきました。
そのような商材の購入を考えたときに不安を感じるのは、その商材が適正価格で販売されているかどうかということと、問題がった場合にきちんと誠意をもって対応してくれるかという事です。
それを売る側の立場に転じて考えると、その購入者の不安を取り除く形で販売をするような施策は常に心がけておいた方が良いだろうと思います。noteなどで見る、記事の途中で「この続きをみるには」という表示は一つの方法ですね。
また売りたい気持ちが先行してオーバートークになり過ぎないように気を付けておくべきでしょう。あとで購入者の方から「購入前に書いていたことと中身が違う」とクレームが出る可能性は否めません。そのような場合は真摯に行動することがトラブル回避につながると私自身は考えます。

デジタルコンテンツ販売を調べてみましたが、いかがだったでしょうか。販売できるものや方法が多い事はリスクの分散につながります。元手もかからず利益率も高い商材になりますので、興味がある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

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