起業について

自宅で起業ができる仕事のメリットと問題点

在宅での起業は時間の自由がきき自分のライフスタイルに合わせやすい起業の仕方です。自由度が高い分、家事・育児や介護などと両立させやすい方法です。よい点やや問題点、どんな仕事があるかなども含め掘り下げて見ていきましょう。

在宅起業の良いところ

時間に縛られにくく家事、育児、介護などとの両立も可能

仕事の内容にもよりますが、基本的に始まりの時間も終わりの時間も自分ひとりで決めることができます。
仕事を受注して納品するタイプであれば納期だけを守ればよいので、それまでの時間配分などは自由に自分で決まられます。接客をともなう仕事であっても休業日や予約を受ける時間を自分で決めれば空いている時間はほかの事に充てることができます。

初期費用・固定費が抑えられる

テナントを借りる場合は月々の家賃は当然の事、保証金や改装費・撤去費用も考えなくてはなりません。その点自宅でできる仕事であればもし改装が必要であっても家賃は考えなくても良いので月々の固定費の負担がずいぶん軽く済みます。

通勤時間が無いためその分効率が良い

平成30年度の調査では全国平均の片道通勤時間は30分程度となっており往復で考えれば60分の時間が通勤に必要です。それに対し在宅起業は通勤時間が不要ですので効率のよい時間配分で一日を過ごすことができます。

在宅起業の問題点

プライベートとの境目がなくなりやすい

自宅で仕事をする場合は生活空間と同じ場所で仕事をするため、気持ちの切り替えが難しい部分もあります。またいつ始めても良くいつ終えても良いのですから仕事が立て込んだ場合などはプライベートの時間まで食い込んで仕事をしてしまうような事もありえますので注意が必要です。

自己管理ができなければできない

全て自分が自由に決められることをメリットで挙げましたが、裏をかえせば全て自分が決められるため、自己管理ができなければ仕事の成果はあがりませんし、納期を守らなかっりすればお客様や取引先から信用を得られなくなり、自分の行う仕事に対して需要が無くなります。事業をするものにとって信用は欠いてはならない大切なものです。

ひとりの場合共感や相談ができる人がいない

在宅起業のはひとりで事業を行う事が多いと考えると、迷ったときや困った時に相談する相手がいません。自分で自由に決められるということは全て自分が気めなくてはならないという事です。また事業のなかで大きな成果を上げた場合でも喜びを共有できるあいてはないということです。

良いところを生かし問題点への対応策を考える事を事前にしておけば、起業後の心配事も軽減させることができます。相談相手や共感しあえる存在は同業者のネットワークやコミュニティーでみつけることもできます。プライベートとの境目が無くなる事などはマイルールを決めるなどして対処の方法を考えましょう。

在宅起業に適した仕事の一例

  • Webライター
  • デザイナー
  • コピーライター
  • 翻訳家
  • ネットショップ(小売業)
  • ハンドメイド(小売業)
  • 塾・教室
  • ネイルサロン
  • アロマテラピー
  • データ入力
  • テープ起こし
  • 家事代行 など

近年はクラウドソーシングサイトの利用者が増加したくさん在宅でできる仕事も探しやすくなりました。クラウドソーシングサイトの開始は2007年頃からですので会社によってはすでに10年以上の歴史がある会社もあります。たくさんのお仕事が掲載されていますので自分ができることなどを探してみるのも良いでしょう。
いろいろなタイプのサービスがありますのでご自分に適したサイトを探してみてください。

在宅起業は自由度が高く、比較的にコストも抑えられるためチャレンジはしやすい起業方法だと思います。ご自身の今の生活環境や自分の得意分野などと照らし合わせて考えてみてください。

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