起業について

ネット起業は低資金で起業できるビジネスの宝庫

起業を目指す方々にとっては起業に関わる資金の確保が最初の課題になると思います。
起業の支援については別の記事に情報を掲載しましたが、ここでは資金0円での起業や比較的に低資金で起業ができるネットビジネスについて書きます。

ネット起業とは

ネット起業という言葉は明確な定義はありませんが、インターネットで完結するビジネスで起業をすることを指しています。
既存の実店舗がある場合にその商品を販売するような場合は「インターネットを活用する」という範囲に含まれますのでネット起業には入りません。

ネットで起業ができるビジネスの一例

クラウドソーシングサイトを利用しての受注

クラウドソーシングサイトとは業務を委託したい人と受託したい人のマッチングをネット上で行っているサイトです。
クラウドソーシングサイトで掲載されている仕事の一例を挙げると、データ入力、webデザイン、webライティング、画像作成、動画編集、ネットショップ運営代行、翻訳、ネーミングなど様々です
クラウドソーシングサイトへの登録は無料でできます。中には機材などが必要でない仕事もありますので、受注できる仕事があれば、まさに0円起業ができることになります。

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アフィリエイトで起業する

アフィリエイトとは、インターネットを利用した成果報酬型の広告です。
広告主がアフィリエイト・サービス・プロバイダ(以下、ASP)を通してアフィリエイト広告を出稿し、それを自分のメディア(ブログなど)で紹介することによって、収益があがるようになる仕組みです。
アフィリエイトは自分のブログで掲載することが一般的です。その場合にかかる月額の固定費は、ドメイン取得費用とサーバー費用が主となりますので、年間で考えて多めに見積もっても数万円以内で収まります。

ネットショップで起業する

ネットショップは様々なタイプがありますが、一般的な商材で大きな流通が見込めるものはインターネットモールに出店する事でしょう。
日本の3大ショッピングモールと呼ばれているのは楽天市場、Amazon、Yahooショッピングになります。3社の出店費用は、楽天市場で初期費用が16万円~月額固定費10万円~、Amazonは月額5390円、Yahooショッピングは無料です。他には様々な手数料はかかりますが、販売された売り上げに対してかかる手数料です。(なお、広告代などは強制ではありませんのでこの場合の固定費には含みません。)
以上のようモール出店にはある程度の費用がかかりますが、それでも実店舗を持つことを考えると格段に安く始める事ができます。
また、ネットショップはモールに出店しなくとも運営はできます。自分のECショップを持つ方法も様々あり、無料で簡単に始めれれるサービスもあります。

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コンテンツ販売で起業する

コンテンツ販売とは、自分が持つ知識や経験をブログ、PDF、動画などデジタル化し、ウェブ上で販売することです。また、写真やイラストの画像素材の販売もコンテンツ販売に含まれます。 売るときはコンテンツ販売サービスにデジタルコンテンツを登録することで、購入から入金までをスムーズに行う事ができます。
この場合販売されたものに手数料がかかりますが、制作物はデジタル化したものですので、制作にかかる費用は比較的に安価に押さえる事ができます。

オンラインサロンで起業する

オンラインサロンは、月額会費制のWeb上で展開されるコミュニティ(クローズド)の総称です。作家、実業家、アスリート、ブロガー等、専門的な知識を持った人が初心者に向けてアドバイスをしたり、同じ趣味の仲間が集まるコミュニティーとしてオフ会が行われていたりもします。

You Tuberになる

YouTubeのについての説明は特に必要はないと思います。You tuberの収益源は主に広告収入と、スーパーチャットと呼ばれる単発の寄付、YouTubeチャンネルメンバーシップとよばれる毎月一定の料金を払うYouTuberを支援できる機能です。
動画制作にかかる費用は必要ですが、配信内容は様々ですのでアイデアと拡散力が重要な要素あり、お金をかけずに制作できる方法を考えればコストは抑えられるでしょう。

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ネット起業は低資金で起業しやすいビジネスが多い

前述のようにネット起業は低資金で始められるビジネスがたくさんあります。
多くのネットビジネスが低資金で始められる理由は店舗やテナントを借りる必要が無いものが多い事が理由のひとつです。また、先ほど挙げましたコンテンツ販売をする場合もデータを販売する事が多いため、その場合は仕入もなく、在庫を抱えるという事もありません。その分リスクが少なく他のビジネスと比べ低資金でも起業することができます。

ネット起業はだれでも参入がしやすいビジネス

ネットで完結するビジネスの例を挙げましたが、これらは全て資格が無くてもできるビジネスです。また商圏も関係が無いため、居住地がどこであってもできるビジネスです。また、年齢にも制限がありませんから、40歳であっても、50歳であっても、60歳以上であっても参入することができます。参入しやすいビジネスである分競争相手は多いとも言えますが、インターネットは世界につながっていますから、ビジネスの可能性も大きく広がると言えるでしょう。

ネットでの起業はたくさんの人が起業できる可能性を持っています。これらのネット起業であれば資金を心配することなく始められるのではないでしょうか?

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