起業に関する書籍はたくさん出ています。今ではインターネットで調べられる情報もたくさんありますが、本はその中に著者の方の知識や思いがぎゅっとつまっています。ここでは、これから起業される方におすすめの本を紹介します
アイデアのつくり方
私の手元にあるものは2003年4月初版第36刷となっていますので買ってからもう十数年。今でも売れているようなので、本当に長く売れ続けている本です。(今は帯をメンタリストのDaigoさんが書いてます)
アメリカの広告代理店・トンプソン社の常任最高顧問のジェームス・W・ヤング氏の著書で、原著は1940年に出版されています。
この本は、本当に薄く、内容もとてもシンプルです。すぐに読めてしまう本ですが、事業の展開に行き詰まると、おさらいをするように読み返してきました。
内容は題名の通り、アイデアのつくり方のが書かれています。アイデアは突然何もないところに浮かぶものではなく、その基礎になる情報と工程があるというお話です。
起業のアイデアを練るときや、それ以降も事業を行う中で新しいものを生み出そうという時には役立ち、読み返したくなるシンプルな本です。
読んで、考え、書き記す 起業「成功」ノート
20年以上にわたり、経営コンサルタントとして、数々の方の起業を支援してきた吉田雅紀氏の著書です。
「成功ノート」というだけあって、各セクションの終わりには読者に対しての質問があり、答えを書き込めるスペースが設けられています。その質問に答えていく事で自分自身の頭の整理ができるようになっています。
内容は決して難しいものではなく、奇をてらったものでもありません。きちんと読んで進めて行けば起業のための基礎はできるという印象です。
私は経営を経験した後にこの本に出合いましたので、それまでのことを思い返し「そうそう」と頷ける内容がいくつもありました。起業の前の方々にとっては、読みながら知識を蓄え、自分自身の整理をして、起業の土台をつくるのにはよい一冊だと思います。
女性ひとり起業スタートBOOK
ファイナンシャルプランナー小谷晴美氏の著書。
この本は家族を持った女性の方の起業を対象にした本です。内容は起業を形にすることから始まり、開業の手続きの仕方や、社会保険のお話、帳簿のつけかたから申告、トラブルに備える保険についてまで詳しく書かれています。文章全体が女性らしく、やさしい印象を受けますので、読み心地も良いと感じました。内容はとても詳しく具体的に書かれていますので、これから起業する方、特に女性にはおすすめできる一冊です。
これからもおすすめ本を見つけたときには。追加していきます。よろしければ参考にしてください。