サラリーマンの方や主婦に方に増えているといわれる週末起業ですが、個人的には本業としての起業につながるものとして週末起業を捉えやすいと感じますので、今回はそう言う角度で捉え、私なりに思う事を書いて行きます。
週末起業の今までとこれから
週末起業という言葉は2003年に出版された本の中から生まれて以来の歴史があります。最近では「老後2000万円問題」ということも話題もなりましたし、現在では副業を認める企業も増えてきています。事実として週末起業も含まれる「副業」というキーワードの検索数は年々伸びてきており、日本政府の盛んな起業支援もあり起業に関心を持つ方も増えていることから、週末起業もこれからさらに増えてくるのではないかと思います。
週末起業がやりやすいと思う仕事
週末起業という言葉から、どの様な仕事がそれに向いているかを考えてみました。
平日の仕事と同じ仕事
まず、平日は本業をもっているのでそれを活かした仕事であれば、その仕事をしてる経験があるため、取引の形態や相場などもわかりやすく、どのようにして仕事を獲得するのかもわかりやすいため、個人で起業する場合でも仕事としてを成立させやすいと思います。クラウドソーシングで見つかる仕事
クラウドソーシングなどで受注するような仕事の中には、Webライター、データ登録、バナー作成、翻訳など週末だけでも受ける事の出来そうな仕事が掲載されていますのでそのような仕事はであれば週末だけの仕事として成り立たせやすいでしょう
ネットショップ
実店舗を必要としないネットショップであれば発送を週末にする事で店舗の運営は成り立ちます。販売する商品が仕入れるものであっても自分で作成するものであっても、売り上げのチャンスは逃すかもしれませんが、発送の条件を土日に限定して提示する事でお客様が閲覧自体は24時間365日できるので一日中店舗に張り付いていないといけないようなことはないため空いた時間だけの対応でも可能な形が作りやすいです。もし利益が薄くなることが承知であれば、自分が発送せず委託する事も出来ますのでその場合はさらに運営はしやすくなるでしょう。
他にも、コンサルティングや講師のような仕事でも、自分が対応できる時のみ仕事を受ければよい職種なのである程度キャリアを持った方であればその方法でも週末起業はやりやすいと思います。
起業の助走としての週末起業
起業を成功させるには、リスクを回避した小さく始める方法が良いと、以前の記事を書きましたが、週末起業はそのとおりの形を実践できるスタイルです。本業の給与を確保しながら小さく始める事になるため、収入が減る期間は基本的にはなく、支出が増えたとしても大きく崩れる事はありません。そういう意味では本業として起業する助走としてサラリーマン時代に週末起業から始めていく形がリスクも少なく済んでうまく事が運ぶのではないでしょうか?
週末起業はリスクが少ない起業に繋げやすい
上記に週末起業に向いている職種を挙げてみましたが、どれを見ても固定費がかかりにくいリスクが比較的に小さい仕事だと感じます。週末起業からフルタイムの起業に移行できるという事は逆に言えば将来的にもし縮小する事になっても、その時の経験が生きて縮小していく事がきますので、その点でも大きな失敗にはなりにくいといえると思います。
週末起業はサラリーマンの方がリスクを小さく始める事ができる良い起業方法だと思います。また、シニアでの起業をお考えの方にも適した方法だと思います。まずはご自身のビジネスプランに当てはめて、週末起業のスタイルで始める事を考えてみてはいかがでしょうか?